ド貧困から起業へ〜奇跡のV字復活ストーリー〜【第2話】
貧困層への仲間入り
一般家庭層からド貧困層へ急転落…
母は専業主婦だったので、とりあえず母の実家に戻り、仕事を探すところから始めました。
そして母は大切な息子と娘をキチガイな男の所に置き去りで正気の沙汰ではない状態で介護士の資格をとり、老人施設で働き出しました。
その後、いつまでも実家にいるわけにはいかないので、オンボロ激安マンションに引っ越すことになりました。
最初に見学に行った時は、マジで愕然としましたね。想像以上のオンボロでした。笑
6畳の茶の間、6畳の部屋1つ、4畳の部屋1つ。おまけに全部和室。笑
風呂に窓、追い焚き機能もなく、トイレにウォシュレットもない。畳はめっちゃささくれてるし。
「マジか…」って感じでしたね。
僕の部屋は4畳の部屋になりました。まぁ当たり前ですが、クソ狭かったです。笑
自分は役立たずのお荷物…
そして、僕の家は母子家庭になった生活がスタートしました。
僕もなんとか助けになろうとバイトを探しましたが、全然面接に受からず、諦めました。
ただ、当時は僕と一番下の弟の3人で暮らしていたので、母の給料でなんとか食っていけていました。
そして、時期に父の元にいる弟と妹も限界になり、僕たちのところで住むことになったんです。
あの時は本当にホッとしました。やっと兄弟みんなで住めると!
ただ、その一方で、家計に関してはかなり厳しくなりました。
家計は火の車です。
ご飯はおかずがなく、ふりかけご飯が当たり前。夜はもらい物で済ます。
こんな感じでした。
まぁ、今までが贅沢すぎただけかもしれません。
母も毎日帰ってきて「はぁ…お金やばいなー…」とつぶやきながら、台所でご飯を作っていた光景を今でも覚えています。
まぁ、介護士のパートの給料で家族5人、ましてや高校生が2人もいる中で食っていくのは正直いって不可能でした。
そんな中で母は自分の父親(僕のじいちゃん)にお金を借りてまで、僕たち兄弟を必死で育ててくれました。
僕は本当に自分が情けなくなりましした…。
「母ちゃんがこんな状況なのに、俺何やってんだ…バイト1つも受からねぇ。ハハッ…俺だっせぇ…。」
僕はそう思いながら現実から逃げ、ただ友達と遊ぶ金もないので、家でずっとゲームをしていました。この時は友達も少なく、かなり卑屈になっていたと思います。
僕は死ぬほど腐ってしまいました…。
第3話へ続く
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